8月13日、日曜日の朝。
朝なのに、なぜ、ラテン音楽??
いくら好きな音でも、
週末の朝には不向きなアソビ音楽は
窓の外、地上からわいてきている。
うーん、耳タブをふさぎたい
でも、ベッドには戻らず、着替え始める自分が
よくわからない。
玄関を出たら、いきなり警察官に衝突!
なになになに~???!?
血がさわぐ。
人がさわいでいる。
地面がうごいているみたいだ。
右にも左にも、ドミニカ人
今日はDominican Day Parade。
小麦色の肌と迫力ボディに囲まれ、
6人に1人のドミニカ人はNYに住んでいる事実を
押され、巻き込まれながら、身体で感じる。
遠くから聴こえてくる小さいラテンビートが、
爆音に変わり、
余韻を残して去っていく
この繰り返し。
バス、人、馬(ドミニカン系?)、政治家、
様々なひと・ものが、
途切れることなくドミニカンアピール。
そして、パレードにはつきもの、華やかなダンサーたち
リーダーは、大きな身体のおばちゃん
っではなくて、小さなドミニカンボーイ。
身体は小さく、動きも小さいのに
天性のリズム感に、未熟な身体が必死についていく
そんな彼の腰から目が離せない
ほんの30分で体感できた
一日分のエネルギー。
部屋に戻ろうと角を曲がると
家の前の道は、まだ
これから華やかな道を飾るドミニカンたちが
溢れんばかりのエネルギーを持て余しながら
大舞台のための準備をしていた。
陽気な太陽と人々のエネルギー
陽気な人々と太陽のエネルギー
そして、とある日曜日の朝。