莉恵 ~in New York I feel I dance~



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ピアノとギターに話しかけられる


昨夜、仕事と大学での授業の後、

疲れた頭を冷やし、ゼロにもどるために

ウォールストリート街から北へ北へ、

秋風に逆らい、ずっと歩いた


グリニッジビレッジにあるブルーノートをめざして。

Michel Camilo & Tomatitoのライブをめざして。


Michelの弾くピアノからは、色んな楽器の音がきこえる

ときに、楽器たちはいっせいに演奏し、

ときに、次から次へと違った音色がソロ姿をあらわす

ピアノの音色は、ときに、言語となり

わたしの心の奥に話しかけてくる。


Tomatitoのフラメンコギターからは、物語がながれてくる

さびしく満ちたスパニッシュな笑顔と

人生をかたる指先の表情豊かなうごきに

わたしの心は身動きとれない。


MichelとTomatitoは互いの音色を愛し

2人でソロを弾いている。

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すると、Astor PiazzollaのAdios Noninoが聴こえてくる

すると、涙がこぼれおちる


こんなに素晴らしい音をきいたのは、

生まれて はじめてだ

体内にこぼれ落ちた涙が、こころのつぼみを潤わせ

うつくしい花を咲かせたかのようだった


わたしの大好きなタンゴダンサーへ

うつくしい音色を共有させてくれて

ありがとう。

Michel Camilo & Tomatito "Spain Again"

Michel Camilo

わたしは、明日から1週間、出張でブラジルへ行ってきます。

そして、その後の1週間は会社から遅めの夏休みを頂いたので、

アルゼンチンタンゴを踊りに、ブエノスアイレスへ!
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by rieyano | 2006-09-29 10:48

Ulyssesはどこへ


ユリシス

日本で出会ったひとつのうつくしい魂

日本語やギリシャ語も話せる台湾系アメリカ人

現在はパリでフランス人とともに暮らしている

ノートルダム教会のベルで目覚める彼は

どの国籍にも属さない

ひとりぼっちな魂。


くもったサングラスの奥からは、

わたしを見つめる、人間らしい、やさしい目が見え隠れする

なぜ、まばたきしないの?

次第にあらわれる自分のこころ

虜にされる、あたまの感情

すべてを聞き入れるわたしの耳



ユリシスはどこへ。



沈黙のぎごちなさを感じさせず

静止画のように、観察されながら

いつの間にか となりにいる。


そして、いつの間にか、遠くにいる。



いま、ひとりぼっちではない ユリシスはどこへ。
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by rieyano | 2006-09-27 14:57

ダンス・ダンス・だんす


道を歩いている途中ではっと気付いた

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ブルックリンブリッジを渡っているときに、ほほっと気付いた

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見上げた青空と壁いっぱいに落書きされたハートを見て、ふっと気付いた

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ダンス・だんす・ダンス




1ヶ月の倦怠期から、身体がするするっと抜け出し

朝の4時までステップをふむクラブのフロアで血が生まれかえる

街が静かになった頃、ひそかに盛り上がっている音を耳が追いつづける

アンダーグラウンドなハウスのクラブも

雑居ビルの11Fにあるタンゴサロンも

からだがかぎつける。


フェスティバル中のリトルイタリーでは、

ぐるぐるまわる 観覧車と ぐるぐるまわる メリーゴーランドに

リズムとビートをかんじる。

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ミートパッキング地区のクラブCieloでは土曜のお昼、

ベビー用にクラブが開放されている。

2歳児も、のりにのって、

ぐるぐるまわる

リズムとビートをかんじる。

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(↑ベビーカート持参してママたちがベビーとのクラブ入りを待つ)


おと と おどり で 

ひょうげん される 

よ の なか をかんじ る


だんす♪ ダンス♪ ダンス♪♪  
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by rieyano | 2006-09-23 10:14

1時間で衣替え


暑い日に、コロラドで真っ赤なコグ列車と出会う。
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緑色の景色とのコントラストに目をひらく
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ゆらゆられながら、登っていくパイクスピーク

次第に緑がなくなり 
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黄色に紅葉したアスペンの葉も通り過ぎ、

真っ白なきりとくもの中を、赤い列車はすすむ。
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富士山をも見下ろせる標高4300mの高さを行くと
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見下ろすどころか、見上げなくても、そこにある
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てんごくに近い、赤い岩石。

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1時間で味わう。

葉っぱの緑色、黄色、黄土色、赤色、そして真っ白な雪色を。

まだ9月はじめ。
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by rieyano | 2006-09-22 07:44

1円の価値。


1円なんて、

駄菓子屋さんでチロルチョコやきなこ棒でさえ買えない

1㌣なんて、

チップとしてテーブルにも置いていけない


たかが、ひとつのさびれたコイン。

いらない、いらない、と人々の手を渡ってやってきた、

根無し、値なしコイン。


でも、みてみて。
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コロラド州のPenny Arcadeでは、1㌣が主役らしい。
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by rieyano | 2006-09-20 13:53

親バカを許す。


親バカは、自分もバカになった瞬間、許すしかない。

だって、可愛すぎるのだもの、そこのキミ。

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クリスマスの翌日生まれな、冬のオトコYuki。

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真っ白な雪のような、ふわふわしたYuki。

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日向ぼっこが大好きな犬。

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いたずら気分な時には、私に向かって二足で踊り歩き始める。(ステップを教えたよ。)
けだるいときは、無視される。

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オーがニックな食材しか食べないトレンディな贅沢犬。
コレストロールも塩分もトランスファットも気にしないでいいアメリカン。

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自分より大きな犬には尻尾ふりふりこびるけれど、

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そうでないときは、自分が王様。(この椅子はYukiの特等席)
ハンターのポーズは、みせかけだけよ。

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あああ、世の中の親ばかたちを、どうかお許しくださいませ。
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by rieyano | 2006-09-18 06:32

赤いまち、コロラドへ

※ 会社が支援する日米草の根交流サミットにボランティアとして参加した際の体験記録※

 ~ Colorado = Color of Red ~

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山と山のすき間から顔を出す強気な太陽は

豊かな水源と美味しい空気に恵まれたコロラドをさんさんと照らす

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標高1900メートルの空気はうすく、

鼓動の高鳴りを感じ、大きく深呼吸をし、一瞬閉じたまぶたをひらくと

目の前にはロッキー山脈の艶やかなみどり色と鮮やかな赤土色の岩石が浮かび上がる

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 ~ Color of Red ~


ボランティアとして、生まれて初めてのホームステイ先では

かぎをかけないオープンな家庭と出会う

ここでは、「他人」が存在しない人なつっこい町の一員となり、

毎朝、あいさつが途切れることのない散歩道を行く。

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16年間日本で過ごしたBobとJudy

そして愛犬Yuki-chanは
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11年間海外で暮らして来た日本人であるじぶんを

家族の一員として受け入れてくれた

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彼らの日本に対する愛を日本人として受け入れ、

私のアメリカへの思いを彼らにたくす。
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それは、ひまわりのようにあたたかい気持ち
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ブルーベルのようにうるおった心
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まわりに守れている安心感
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そして、キャンディーのように甘い関係
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肌からかんじる、異なる世代、異なる国籍、思想、宗教。


かんじればかんじるほど、

かんじる。


互いの文化への興味、ジブンの文化への誇りを。

それは、自然のなかで、自然体で、花咲くきもち。

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お別れのあとも、お互いにはばたいていきたい

一緒にみた、あのハミングバードのように。
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NYに戻ってきた今日は9.11。 

私は1人の人間だけれど、

出会ったひと、ハミングバードや花に、遠く遠くまで届いてほしい平和な思いをたくす。

みんな、この地球で一緒に暮らしているなかまだもの

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by rieyano | 2006-09-12 11:56

アングロマニア&他国かぶれ


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今日は3連休の最終日。

久しぶりに晴れたので、セントラルパークを散歩し、

フルーツジュースとオムレツをむしゃむしゃと頂く。

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そして、メトロポリタン美術館で話題のファッション展示「Anglomania」と出会う。

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アングロマニアとは、英国かぶれの事を意味するが、

この展示では20世紀の伝統的でダンディーな

ブリティッシュファッションと

21世紀の反抗的なパンクルックが共存する。

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昔の窮屈すぎるコルセット、長すぎるドレスの裾、

大きすぎる豪華な帽子、重ねすぎた重ね着や、

格好つけすぎた英国紳士のポーズもそうだが、

今のじゃらじゃらチェーンと、細すぎるタイトパンツと、

drugs & sex & alcoholのシンボルも、


同じくらいにエクセントリック。
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しかし、ひとは昔から、自国とは異なるエクセントリックさに惹かれていたようだ。


他国人がアングロマニアとして英国にかぶれていた頃、

英国人はフランコマニアとしてフランスかぶれになりつつあったと。



最近、コリアマニアになりつつある日本人女性が多いようだけれど、

ジャパノマニアの時代はいつくるのかしら

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by rieyano | 2006-09-05 06:31

かっこいい節約


「節約」ということばは、あまり好きではない。


小学6年生の頃、日本に帰国した時によく耳にした、ケチくさいことば。


「日本は電気代が高いんだから」 「そんなの自転車で行ける距離でしょ」

甘えが通じなくなり、はっとさせられた時期。

そして、今まで、限りなく広いスペースで気ままに暮らして来た自分が

日本の空間的限度と両親の経済観念に敏感になった時期。



でも、最近はちょっと違う。

節約という言葉は、相変らず、ヒビキが好みではないけれど

相手に不快を与えない、地球に負荷をかけない節約者の多くは

余裕のある、かっこい~人たちだ。



ここは、大量消費型社会、アメリカ。

いつも誰もいない早朝5時のジムに入ると

出しっぱなしのマットにつまずきそうになり、

付けっぱなしのテレビ音が不気味に流れる中、

消し忘れられたエアコンで冷えきった部屋に目が覚める。



エネルギー価格の高騰で、いきなり節約精神が芽生えた国民は、

侍忍耐と粗食を美徳とする日本人の我慢力に驚きと関心を示すが

まだまだ修行が足りないようである


もっとかっこよく節約しようよ

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(MTV本社のマルチ顔)
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by rieyano | 2006-09-04 12:41


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