日曜日、目覚めたら40cmもの積雪。
昨夜は、身体に触れたとたんに溶けてしまったが、
今朝は手のひらに出来たてのsnowflakeが舞い落ちてくる。
昨夜は思いがけない発見。
高貴なイメージであるオペラの世界にも、アソビ人は存在する。
メトロポリタンオペラ座にて、ヴェルディ-作の「リゴレット」を観てきた。
指揮者はプラシド・ドミンゴ。
舞台は16世紀の北イタリア、マントヴァ。
富と権力にものをいわせて、ありとあらゆる女性を誘惑し、
遊び続ける領主マントヴァ公爵との恋に落ちてしまった
道化リゴレットの純真で一途な娘ジルダは、
父親リゴレットが彼の暗殺を計画している事に気付き、
アソビ人な公爵のために自分の命を犠牲にする。
あまりにも娘を溺愛する父親リゴレット。
あまりにも純粋にアソビ人との恋に落ちてしまう娘ジルダ。
あまりにも無傷で終ってしまう、罪人マントヴァ公爵。
舞踏会での華やかな始まりから、殺し屋の家での悲劇で終る。
オペラでは、様々な形で愛の儚さや美しさが表現され、歌われ続けてきたのだろう。