昨夜、ハーレムに住んでいる黒人のCo-workerに誘われ、
アフリカンダンスのワークショップへ。
上品なエロさが感じ取れるタンゴとは、全く異なるパッションを感じた。
裸足で踊ると、地面を感じ取れる。
ヒールを履いた時の気取った気分も忘れ、
土にかえる。
素にもどる。
スタジオの片方には15人ほどのドラマー達が、一つの音を表現している。
指揮者なしのオーケストラ。ダンサーたちは、
スタジオのもう片方からbird fightのごとく、
音に向かって、大地を踏み、リズムにのり、太陽を浴び、身体を浮かせ、
リズムの虜になっていく。
夢中になっていたら、後ろから、タンクトップを引きずられ、ダンサーの列からはずされた。
赤いレースと白いエプロン生地の布を身体中に巻いた、40代の黒人のおばさん。
「私の番だ。でしゃばるな。」とベテランの皺から読み取れた。
久しぶりに、輪の外におかれた気分になった。
足裏に出来たまめの皮がはじけ、血が止まらない。
私も大地を踏んだ証。